「俺……、ちゃんと優ちゃんの事好きだから」


……えっ。

全く想像もしていなかった言葉に呆然としてしまう。



「ほ、本当に?」


「本当」



低く、真面目なトーンに真剣さを感じた。


凄く、凄く嬉しい。
すごく不安だったから余計に。



連絡も減るし、付き合ってからのデートはこれが初めてだし、ラブラブな感じも無かったから…



だけど何で、「あたしも好き」って言えないんだろう。

ただ、あたしは黙っているだけだった。







そして次に放たれる言葉にあたしはとても驚く。



「あとさ、俺ら一緒に住まねぇ?」


………

…….


「…………は?!!」