「涼介くん疲れた…」



うーん、と両手を伸ばし背中を伸ばす。

うはっ 気持ちいい…


それだけ勉強に集中してたって事だ。




「少し休むか」


涼介くんの一言であたしは真っ先に机からベッドにダイブした。



「おい優お前そのまま寝る気だろ」


「んー?聞こえない」


「はぁ…ったく、俺が優のお母さんに怒られるっつの」
とポリポリ と最近黒に染めたばかりの髪を掻く。