「でも、だめだなあー俺。」





「花瑠のこと嫌いになれない。」




「だから…














お願いだから、俺のこと嫌いになって…?」










ふっと力が抜けて視界が開ける。



ほら……。まただよ……






そんな風に笑わないでよ……。