狭い六畳の部屋に布団がひかれているだけだった。私は気を使い二人とは離れた場所で眠った。眠りについたのは4時だった。

次の日、私はサナエを起こして巧の家を出た。
朝の9時。田舎なのに車はやけに多かった。
私の運転で地元まで帰った。

「今から、原川君と会うよ」
サナエは元気なこと。
「わかったぁ。」
私は寝たのでメイクはしていない。する時間なんかなかった。すぐに原川君は来た。