ボールを片付け始めた翔太を見て 鞄を持ってグラウンドに下りる 小さい頃から一緒に帰る習慣は変わらない あたしと翔太はずっと変わらないんだ 変わったのはあたしの翔太に対する気持ちだけ 切ないときもあるけれど 翔太が好きという気持ちはあたしの中でプラスの変化だ 翔太はあたしの大切な人になっていた