「大凶…?」


まさかの大凶をひいてしまった。


「ぶはっっ!ちょっ、おまっ、大凶って!」


隣で私のおみくじを見た颯太が盛大に吹き出していた。


「颯太ああああ…」


「お前、毎年大凶ひいて、半べそかいてるよな~(笑)」


「わ、笑うなあああああ!!」


(なんで!?なんで、いつもこうなるの!?)