今日は、日曜日!
いつものように、8時に起きて、リビングへと行くと、妹の佳菜がいた。

「あ、佳菜。まだアニメから卒業してないの?そろそろやめて、高校受験のことでもかんがえてなよ」

佳菜は私を見て、目線でうざいと伝えてくる。

そして、大きなため息をついて言った。

「お姉ちゃんは何にも分かってない!アニメは素晴らしい日本の文化だよ?声優さんの演技力は凄いんだから!お姉ちゃんだって、見てみれば分かるよ!」

「あー、はいはい」

いつものようにあきれながら、コップに牛乳をくんでいた。

その時……


『おい、待てよ。ここでお前が死んだら…』



あれ……?
この声…

「ねえ、佳奈、このキャラクターの声って」

「浅田さん?浅田さんは今チョーきてる声優さんで、お姉ちゃんと同じ、高校1年生なんだよ!すごいんだよ!もともと、劇団で、子役やってたんだけど、アニメの世界に魅了されて、声優になったんだって!」


浅田……
私と同じ高校1年生
そして、この声