長かった入学式も終わり、教室に戻った。
そして先生は「自己紹介していくぞー」そう言った。
自己紹介...苦手だよ...。
席順で回っていき、花恋も一之瀬くんも元気で自己紹介を終えた。
そして私の番になった。
「さ、桜庭ゆずです...!!
中学校ではテニス部でした...!!
料理をすることが好きですっ...」
緊張して赤くなっているのが自分でも分かる。
「声も可愛い〜」
「はいはーい!!彼氏いますかー!!」
元気な男の子に言われた。
「い、いませんっ」
そんなこと聞かれるとは思っていなくて声が大きくなってしまった。
「まじか!!」
「俺本気で狙っちゃおうかなぁー」
いろんな声が聞こえて頭が真っ白になりどうすればいいのか分からなくなった。
こ、怖い...!!
「瀬戸口蒼生です。
よろしくお願いします」
え...。
私が困っていたら瀬戸口くんはそう言って自己紹介をした。
クラスが静かになる。
そして女子はみんなコソコソ話している。
「かっこよくない...?」
「やばい...」
やっぱり女の子は皆好きになっちゃうのかぁ。
顔整ってるもんなぁ。
瀬戸口くんの横顔を見ていると、目が合ってしまった。
「なんだよ」
「いやっ...そのっ...あ、ありがとう!!」
「お前ごめんなさい言わなくなったと思ったらありがとうばっかになったな」
「う、うざいよねっ...!!
もう話しかけなっ...」
「別にいいけど」
「え...!!」
すると瀬戸口くんはまたふっと笑った。
瀬戸口くんの笑顔好きだなぁ。
「お前と話してんの楽しいし。
ねずみみたいで。」
「ね...ねずみ...?」
「似てる」
「さ、桜庭だよっ桜庭ゆずっ」
「さっき自己紹介してたからわかるに決まってんだろ、桜庭」
そう言って瀬戸口くんはまた笑った。
ドキッ何この気持ち...__
「瀬戸口くんっ」
「え、なに」
「これからよろしくお願いしますっ」
瀬戸口の方を向いてお辞儀をした。
「...よろしく」
瀬戸口くんは前を向いてそう言った。
心臓がすごく鳴っていた。
そして先生は「自己紹介していくぞー」そう言った。
自己紹介...苦手だよ...。
席順で回っていき、花恋も一之瀬くんも元気で自己紹介を終えた。
そして私の番になった。
「さ、桜庭ゆずです...!!
中学校ではテニス部でした...!!
料理をすることが好きですっ...」
緊張して赤くなっているのが自分でも分かる。
「声も可愛い〜」
「はいはーい!!彼氏いますかー!!」
元気な男の子に言われた。
「い、いませんっ」
そんなこと聞かれるとは思っていなくて声が大きくなってしまった。
「まじか!!」
「俺本気で狙っちゃおうかなぁー」
いろんな声が聞こえて頭が真っ白になりどうすればいいのか分からなくなった。
こ、怖い...!!
「瀬戸口蒼生です。
よろしくお願いします」
え...。
私が困っていたら瀬戸口くんはそう言って自己紹介をした。
クラスが静かになる。
そして女子はみんなコソコソ話している。
「かっこよくない...?」
「やばい...」
やっぱり女の子は皆好きになっちゃうのかぁ。
顔整ってるもんなぁ。
瀬戸口くんの横顔を見ていると、目が合ってしまった。
「なんだよ」
「いやっ...そのっ...あ、ありがとう!!」
「お前ごめんなさい言わなくなったと思ったらありがとうばっかになったな」
「う、うざいよねっ...!!
もう話しかけなっ...」
「別にいいけど」
「え...!!」
すると瀬戸口くんはまたふっと笑った。
瀬戸口くんの笑顔好きだなぁ。
「お前と話してんの楽しいし。
ねずみみたいで。」
「ね...ねずみ...?」
「似てる」
「さ、桜庭だよっ桜庭ゆずっ」
「さっき自己紹介してたからわかるに決まってんだろ、桜庭」
そう言って瀬戸口くんはまた笑った。
ドキッ何この気持ち...__
「瀬戸口くんっ」
「え、なに」
「これからよろしくお願いしますっ」
瀬戸口の方を向いてお辞儀をした。
「...よろしく」
瀬戸口くんは前を向いてそう言った。
心臓がすごく鳴っていた。