先生が新しい座席をどんどん発表していく。 私の席は3列あるうちの真ん中の列の後ろから3番目だった。 私の後ろには去年同じクラスで部活も同じ夢がいた。 ―夢なら話せるし楽しそう!― 私はそんなことを思っていた。 この時私の通路を開けた横には祥多がいた。