(今日は朝から塾...
まぢ無いわーっ
だからテストやなんだよな
やだやだやだーっ)

そう考えていると、塾についた。


「おはよーございます...!」

「おはよーっ!!!!!!」

(先生テンション高っ...)


「二階堂ーっ!体調はもう大丈夫か?」

(そっか。私、この間の塾休んでたんだ。)

「多分大丈夫です。喉痛いですけど...」
「お大事にな」

紗稀は、先生に会釈し、その場を去った。

(教室はっと...101か。)

ドアを開け、教室に入る。
席は自由だった。
まだ5人くらいしかいなかった。

(ここらへんにしよう)

紗稀は荷物を床に置き、イスに座った。