「どういう事だ?まず、神って何なんだよ!意味わかんねぇことぬかしてんじゃねぇぞ!!」

私の約3メートル横にいる 、 いかにもって感じの赤髪に男が叫んだ
わからなくて当然だろう
私達は、数分前に知らないこの場所で目覚めたのだから


「まぁいきなりだとあれだから、ちゃーんと説明するよ!
ああ、ボクってばちゃんと説明しようとするなんて偉いなぁ〜♪♪」





キモい




「ああああ〜!!いまキモいって思ったでしょぉー!!!ひどいなぁー」

「……そんな事より説明を早くして」


「冷たいな〜。じゃあ、それぞれ死んだのは覚えてるー?」











「「…………は?…」」

「あれ?覚えてないの?それぞれ絞殺、銃殺、事故死したんだよ★
で、その根本的原因が君達の特別なチカラなんだー。特別なのにこんなに早く死ぬなんて…………
嫌でしょ?だから神様になって世界を好きにしてみない?」

満開の笑顔で、私達に話しかける少年
とても可愛いはずなのに私にはそれは恐ろしいものに見えた

「神様になれば、世界を好きにできる
世界を救うことも、逆に説明をぐっちゃぐっちゃにすることもね
君達には願ってもないことじゃない?




さぁ、どうする?」