「すきです。」
はじめての告白は、直接言おうと思ってた。でも、言えなかった。そんな勇気わたしにはなかった。
だから、メッセージアプリで送った。それでも手が震えた。既読がついて、返信が来るまでの間、生きた心地がしなかった。
「ごめん。ほのかのこと好きだよ。でも友達としてなんだ。俺誰とも付き合う気ないから。」
失敗に終わった、わたしのはじめての告白。
「これからもいつも通りに仲良くしてくれる?」
それはこっちのセリフだよ!と憤慨しながらも
「もちろん!」
と返してしまうわたし……
思ったよりもショックじゃなかったな、とどこか冷静に考えている自分を発見してびっくりした。
「………寝よ。」
その時わたしは知らなかった。もう終わったと思ったこの恋が、まだ終わっていなかったことに。
これがまだ、はじまりに過ぎないことに。
はじめての告白は、直接言おうと思ってた。でも、言えなかった。そんな勇気わたしにはなかった。
だから、メッセージアプリで送った。それでも手が震えた。既読がついて、返信が来るまでの間、生きた心地がしなかった。
「ごめん。ほのかのこと好きだよ。でも友達としてなんだ。俺誰とも付き合う気ないから。」
失敗に終わった、わたしのはじめての告白。
「これからもいつも通りに仲良くしてくれる?」
それはこっちのセリフだよ!と憤慨しながらも
「もちろん!」
と返してしまうわたし……
思ったよりもショックじゃなかったな、とどこか冷静に考えている自分を発見してびっくりした。
「………寝よ。」
その時わたしは知らなかった。もう終わったと思ったこの恋が、まだ終わっていなかったことに。
これがまだ、はじまりに過ぎないことに。