ほんっと信じられない。

これからパンと布買いに行かなくちゃ
いかないのに、、、





、、、、ん?
あいつこの街の人?初めて見るな、、、

私はお尻の汚れをパンパン落としている男を
観察する。




『なんだよ』

「えっ?ぁっ、、ここの街の人?」

『は?なんで』

「あんまり見ない顔だな〜と思って」


歳も近そうだしこの街の子なら
見たことぐらいあるはず。



『、、、この街にはあんまり来ない、、、』



なぜか寂しげな表情で彼は答える。


『お前は?』

「私はアリシア!そーゆーことならここで
出会ったのも何かの縁だよ!よろしく!」


『ぉ、おう』



少し赤く染まった彼の顔を見て不思議に思ってた時

『アリシア!!』


隣に住んでいるリンデさんが駆けつけてきた。

「どうしたの?そんなに慌てて、、」

『おじさんが、あんたのおじさんが、、』

「おじさんがどうしたの?」

『とりあえず早く家帰れ。
俺のことは置いてっていいから』

「でも、、、」