その行動がどれだけ私の心をかき乱すとも知らずどちらが鈍感なのかと思いながら歩いていた時だった


それはほんの一瞬だった…


私たちが横断歩道を歩いているといきなり圭が

 
「危ない‼」


そう言い私を突き飛ばした

 
次の瞬間クラクションの音と人と車がぶつかる音がし圭は宙をまって地面に叩きつけられた


まったく状況が理解出来ず数秒フリーズしだんだんと何が起きたのか理解することが出来ると震える足を無理に立たせ圭に近寄った


「け、圭!!」