「水原、ここじゃあれだから少し静かな場所に行こう」
   


神埼くんは私の手を取るとお会計をすませ丘の上のベンチまでやってきた



そこは街を見渡せるほどの高さに位置している



「さっきの質問返してもいい?」



「うん…」



神埼くんは私を真剣に見た後口を開いた