私は神埼くんの横に正座をして深々と頭を下げた
 


「いやっ!大丈夫だから」



神埼くんが戸惑っていると私の腕の中にいる猫が二ャーと鳴いた



まるで猫もお礼を言っているようで私は神埼くんの目を合わせ笑った