「着いた。予約してあるから行こう」

優作が連れてきてくれたのは、ここら辺では一番高いレストラン

私が一生来ないであろうと思っていたところ

流石、金持ち

「間宮様ですね?こちらでございます」

そう言って、案内をする店員さん

「料理は言っていた通りだ。」

予約していた時に、もう言ったのかな?

「莉愛。久しぶりだね?」

そう言って、微笑む貴方が好きだよ?

「優作。久しぶり。会社立ち上げて、凄いね?」

「そんなことない。記者会見見てくれた?」

記者会見?

あー、あの、優輝が見せてくれたやつ?

「見たよ。」

「なら、話が早いや。あの会社、君のために作った。」

本当に私のためなの?

「俺には莉愛が必要なんだ。なぁ、俺なんかした?なんで、あの時出て行ったの?」

悲しそうに顔を歪ませながら聞いてきた

「私は………」