室内には何人か魔法を使っている人がいた。1人だけじゃ遊べるだけの空間を作ることは難しいからねー。四隅で4人、そして光の魔法を使っている感じの人が4人で・・・・・・全員で8人。そして受付をしている人が2人いるから、ここにはSの人が10人いる。

そして教室の中心には、真っ黒なポータルっぽい穴がぽっかりと空いていた。

「ふーん、あそこから入るんだね」

「すごいね・・・・・・先輩たち」

「だよねー」

私たちは、並べてある椅子の一つに座る。ほかの椅子にも、何人かいる。

「はい、終了でーす」

あの眼鏡をかけた先輩が声をかけると、ポータルからどんどん人が出てきた。ポータル、人の身長よりも大きいんだね。2mくらい?

「みんな、次行ける?」

前まで遊んでいた人たちが帰って、魔法を使っていた人たちに聞いている。

「「「「「「「「大丈夫!」」」」」」」」