「なら、いいんじゃないかな友香」

「3人とあと中の人とで遊ぼ!」

「そーだね!」

三人には悪いけど、ここは私たちで遊んじゃえ!

「じゃ、私たち何か買って戻ってくるわ。流石にすぐには終わらないだろうし」

「そうですわね。それじゃ、またここで」

3人を見送ってから、澪が教室の扉をスライドさせる。カラカラ・・・・・・と音がして開いた。

「いらっしゃいませ!"黒の遊び場"へようこそ!」

パタパタと、眼鏡をかけた優しそうな先輩が駆けてきた。

「こんにちは。あの、いいですか?」

「大歓迎よ!あの待ってる子達と遊んでね。あともう少し待ってもらえるかな?」

「「「わかりました!」」」