家に帰る。
少しきつい靴ひもを緩めて、脱ぐ。
その後は、ご飯を食べたり、
テレビを見たり、
お風呂に入ったり、
焦って宿題をしたり、
明日の用意を万全に整えたりして、
目覚ましをセットして、寝た。
その間、橘のことが何度か頭に浮かんだ。
嫌いじゃない。
けして嫌いじゃない。
でも、センの方が好きだ。
センは、私のことをどう思っているのか分からないけど。
どうしたら、いいんだろう。
センと橘。
好きな人と、好きになってくれた人。
どうすれば。
携帯を開く。
センからのメッセージは、ない。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…