高校生になってから初めての夏を越し季節も秋に変わるかという頃、私は休日だというのにも関わらず大分着慣れた制服に身を包み中学の同級生の通っている地元でもそこそこ偏差値の高い西高校で行われる文化祭に向かっていた。
電車に揺られ着いた先は普段では行かないような場所で、何だか新鮮に感じた。
しかし普段行かないというのが裏目に出たのか駅を出てすぐ迷子になる。
私の隣を歩くぴーちゃんこと里中陽葵(さとなかひより)に声をかけると「やっぴに電話しよ!」と帰ってくる。
やっぴというのは西高校に通っていて、今回西高の文化祭に行くきっかけになった人物だ。
西高は男子校という事もあり行くか悩んでいたけれどやっぴの所属している軽音楽部でライブをするらしくそれが見たく行くことに。
電車に揺られ着いた先は普段では行かないような場所で、何だか新鮮に感じた。
しかし普段行かないというのが裏目に出たのか駅を出てすぐ迷子になる。
私の隣を歩くぴーちゃんこと里中陽葵(さとなかひより)に声をかけると「やっぴに電話しよ!」と帰ってくる。
やっぴというのは西高校に通っていて、今回西高の文化祭に行くきっかけになった人物だ。
西高は男子校という事もあり行くか悩んでいたけれどやっぴの所属している軽音楽部でライブをするらしくそれが見たく行くことに。