子どもたちと遊び終え、へとへとになりながらも自分のベットへ戻った。

するとつぼみがいきなり「結姫ちゃーん!」と私のベットに飛び乗ってきた。

疲れ切った私の体が激しく上下に揺れる。

「どう、した、の、?」

揺れててうまく話すことができない。

「結姫ちゃん!あのかっこいい人誰っ!?」

いきなり耳元で叫ばれたので驚いた。

というかつぼみにも見られてたのか……

「し、知らない人」

「本当に?」

「う、うん」

その後もつぼみの質問攻めにあった。

「それってさ、もしかして……王子様じゃない?」

「えっ?」

いきなりつぼみの口から王子様という言葉が出たので驚いた。

彼が王子様……?

そんなことあるわけないよね……