「準備完了☆」

肩にバッグをかけた時には香織はもう教室を出て行こうとしていた。


「待ってよっ!!」

ドアに駆け寄った瞬間


ガタガタンッ


凄い物音とともに

あたしは床に倒れた

「い、痛くない!??」

不思議に思い下を見ると
「ってて~、大丈夫か??」
「あつちゃん!!きゃぁ!!ゴメン!!重いやろ!??すぐどくけん!!」