千早(side)

俺はとあから貰った飴をみてびっくりした。
「嘘だろ...」
「ん?どうした?」
俺のところに翼がやってきた。
(俺のことをとあが好きってことか?)
「おい、千早。これ誰から貰ったの?」
「え?とあだよ?」
「そうか。やっぱりな。」
「なに?なにー?」
咲と涼花まできやがった。
2人も俺がもってる飴を見てニヤニヤしてやがる。
「なぁ、咲、涼花これってまじだと思う?」
「とあは、嘘とかつく子じゃないし、本気だと思うけど?」
「そうか...」
実は俺も、とあと初めて会った時から気になってた。太陽みたいによく笑う。だけど、なんか闇を抱えているような。そんな気がしたから。守ってやりてぇな。って思う。
「返事はしてあげなよ?」
涼花と咲に言われた。
「分かってるし。」
返事も決まってる。
でもいつ言ったらいいんだよ...