菜々「ふぇ?スマホ??」


私はポッケの中に手を突っ込む


菜々「ない…」


蒼斗「は?」


侑李「菜々、スマホいつも机の中入れてんじゃん」


菜々「あ、そうだった」


蒼斗「はぁ。ほんとお前ってバカ」


菜々「バカじゃないし!!」


蒼斗・侑李「いやバカだろ(でしょ)」


菜々「……2人でハモんなくてもいいじゃないか!」


蒼斗「偶然だし。」


侑李「菜々がほんとにバカなだけ~」


菜々「ひどい!!」


蒼斗「てか話逸れたし。今日陸人と裕翔いないから。あと俺は部活長引く。2人は泊まり。」
 

3人とも遅くなんのか。


菜々「うぃーっす」


蒼斗「あ…言ったらまずかったか?」


侑李「大丈夫です。話は聞いてるんで」


蒼斗「そうか。じゃあいい。お前スマホ持っとけよ?」


菜々「はいはい。分かりましたよー」


蒼斗「…じゃ」




菜々「蒼斗なんで裏庭きたんだろ」


侑李「菜々探してたんでしょ」


菜々「あ、そっか」