「ほんとに助かりましたよ!
あ、私は 藍乃月 舞音 です。
今日、入学します。よろしくお願いします!」


「俺は 哀河 逸希。
俺も今日入学で、アンタと同じ1年だから」


え?
同じ学年?!


「ウソ?!」



逸希くんは、背がすらっと高くて、スタイル抜群!
目は二重で、顎がシュッとしてて、
薄い唇も、ほんのり香る香水も、全部上級生かと…。



「ほんとだから。
てゆーか、全然変わってねーな…」


「ん?最後らへんなんて言ったの?」


「なんでもねぇ!」



なんか、逸希くんのほっぺがほんのり赤い気がするのは気のせい?