ーーまたオザワ班だ。


目は合った。
しかし、圭人と2人だ…。


幸いオザワ班は少し離れている。
急ぎ足でエレベーター乗れば
避けれる!


そう思ったら南は圭人を
掴んで小走りしていた。




ーーカチカチカチカチっ

ーーはーやーくーーー
ピンッ

よっしゃーー!
ーーカチカチカチカチっ《閉》


よし、よし。
もうすぐってとこで
オザワさんの手に遮られ、

「乗ります、乗りますー!」

ーーなぁあああにぃぃ!?ーー

俯き8階を押す南。
南と圭人を見ながら6階を押すオザワさん。

南はエレベーターの
過度っ子まで寄っていた。



ーーピンっ
6階に着いた…。

オザワ班が降り、
オザワさんが圭人が降りないのを気にしていた。

オ「降りんと?!」

圭「…。」

南「あ、うん。ちょっと用があるけん…
大丈夫、閉めるねーー。」


ーーああああああああ
ビビったぁあーー


南「圭人、黙んなや!w」

圭「いや、手にビビって…ww」

南「放心か。」



ーー昼は先生が廊下に立っており、
先生に事情を説明し、圭人は
とりあえず8階にいてもいい事になった。