「でも、別れて正解よ。あんな男」
「萌、もしかして晶の事嫌いだった?」
「嫌いじゃない。大嫌いだった」
「え~・・・・・・」
「柚葉に寂しい思いばっかりさせてさ。ほんと、別れて正解」
頬を膨らませながらテーブルに並べられた料理を口に運ぶ萌。
いつも温厚な萌がここまで言うんだから、相当嫌いだったんだろうな。
「もう一軒付き合うよ! 柚葉っ」
「あと二軒は付き合ってよ」
「任せて!! 今日給料日だったの」
男一瞬、友一生。
どこかで聞いた事のある言葉。
だけど、本当にそうだと思う。
彼氏と別れれば、もう会う事はないけど、友達とはこうやって、ずっとずっと付き合っていけるんだから。
そう思うと、萌の存在は大きいのだと思う。
私の事を、まるで自分の事の様にして思ってくれる萌を大切にしていかなきゃと、心から思った。
「萌、もしかして晶の事嫌いだった?」
「嫌いじゃない。大嫌いだった」
「え~・・・・・・」
「柚葉に寂しい思いばっかりさせてさ。ほんと、別れて正解」
頬を膨らませながらテーブルに並べられた料理を口に運ぶ萌。
いつも温厚な萌がここまで言うんだから、相当嫌いだったんだろうな。
「もう一軒付き合うよ! 柚葉っ」
「あと二軒は付き合ってよ」
「任せて!! 今日給料日だったの」
男一瞬、友一生。
どこかで聞いた事のある言葉。
だけど、本当にそうだと思う。
彼氏と別れれば、もう会う事はないけど、友達とはこうやって、ずっとずっと付き合っていけるんだから。
そう思うと、萌の存在は大きいのだと思う。
私の事を、まるで自分の事の様にして思ってくれる萌を大切にしていかなきゃと、心から思った。