「ゆうちゃん…?どしたの。」 「…………よ、よかった…無事で…」 本心から出た言葉だった。 もし、あの泥棒がただの窃盗犯じゃなかったら…… 殺人犯だったら、強姦魔だったら。 そう考えるだけで、震えが止まらなかった。 「…………ゆうちゃん」 「……すきだよ………」