空を見上げると、真っ青な空に白い雲がふわふわと漂っていた。
俺の気持ちとは正反対だ。
軽い5月病。
ありきたりな言葉では、そういうのかもしれない。
去年まで通っていた高校の校舎を後にして、1人暮らしをはじめ、はや一ヶ月。
大学の空気にも慣れ始めたこのごろは、退屈な日々を毎日何となくやり過ごしていた。
「だってよー、もっとさー、ガキのころの大学生って大人なイメージじゃん」
隣にいた三芳に声をかけた。
「まーなー、確かにさ、受験受験な日々からも開放されて、やりたいこととかやってさ、そういうイメージはあるわな」
俺の気持ちとは正反対だ。
軽い5月病。
ありきたりな言葉では、そういうのかもしれない。
去年まで通っていた高校の校舎を後にして、1人暮らしをはじめ、はや一ヶ月。
大学の空気にも慣れ始めたこのごろは、退屈な日々を毎日何となくやり過ごしていた。
「だってよー、もっとさー、ガキのころの大学生って大人なイメージじゃん」
隣にいた三芳に声をかけた。
「まーなー、確かにさ、受験受験な日々からも開放されて、やりたいこととかやってさ、そういうイメージはあるわな」