「リフサルはミルカに渡しておくよ。
それを作動させるパスワードはその時に教えるから。」

そう言って僕は、リフサルをミルカに手渡した。

「うん、分かった♪」


「まずはアルを助けないと…これから奴等の所へ行くけど、準備は大丈夫?」


「あー!ちょっと待って~。役に立ちそうなモノを持ってくから。」

そう言うとミルカは、部屋の片隅に置いてあった箱から色々なモノを取り出した。


「よっし!準備OKだよ♪
さ、アー君救出部隊出動だー♪♪」

「うん、行こう。」

(アル、待っていてくれ…。
僕に勇気があれば…未来を信じる事が出来れば、君を危険な目にあわせる事も無かった…。
償いはする…君を救う事で…)