今日も学校であった出来事や、放課後のカラオケ帰りにアイスを食べていた事を思い出していると、近くに投げ出されていた携帯が震える。
そういえば、さっきメールの返信したんだっけ。
手探りで携帯を探して受信画面を開くと、予想通り心菜ちゃんから『了解ー。じゃあ家で待ってるからね』と返事が届いていた。
急いで体を起こすと、クローゼットを開ける。
んー、どうしよ。制服のままで行くわけにも行かないし・・・。
なんとなく直感で、手前に掛けてあった洋服を取り出す。
姿見でバランスチェックと髪型の確認をして、うん、とりあえずよしとしようかな。
あたしは玄関の鍵を閉めると、心菜ちゃんの家に向かった。
この時間は、結構好き。
隣町・・・と言っても自分の家から歩いて行ける距離にあるから、ちょっとした散歩みたいに感じる。
それに心菜ちゃんの家に行く時に通る道の一角にある家はガーデニングが好きな人が住んでいるのか庭に花が咲いている時があるから、そっちも楽しみにしてたりするんだよね。
そういえば心菜ちゃんも模様替えが好きなのか、訪れる度に部屋の内装が変わってる気がする。
まぁ、あたしが来るから変えているのかもしれないけれど。
そんな事を思いながら歩いていると、あっという間に目的のマンションに到着。
オートロックの部屋番号を押すと、応答したのは久々に聞いた心菜ちゃんの声・・・じゃない。
「もしかして、紗織(サオリ)さん?」
あたしの頭に浮かんだ考えを口に出すと『・・・ん、正解!心菜、開けちゃっていいんだよね?』って声が聞こえた。
どうやら見事に当たったらしい。
自動ドアが開くと同時に、マイクか何かが切れる音。
あたしはエレベーターに乗って4階まで行くと、心菜ちゃん家のインターホンを押した。
そういえば、さっきメールの返信したんだっけ。
手探りで携帯を探して受信画面を開くと、予想通り心菜ちゃんから『了解ー。じゃあ家で待ってるからね』と返事が届いていた。
急いで体を起こすと、クローゼットを開ける。
んー、どうしよ。制服のままで行くわけにも行かないし・・・。
なんとなく直感で、手前に掛けてあった洋服を取り出す。
姿見でバランスチェックと髪型の確認をして、うん、とりあえずよしとしようかな。
あたしは玄関の鍵を閉めると、心菜ちゃんの家に向かった。
この時間は、結構好き。
隣町・・・と言っても自分の家から歩いて行ける距離にあるから、ちょっとした散歩みたいに感じる。
それに心菜ちゃんの家に行く時に通る道の一角にある家はガーデニングが好きな人が住んでいるのか庭に花が咲いている時があるから、そっちも楽しみにしてたりするんだよね。
そういえば心菜ちゃんも模様替えが好きなのか、訪れる度に部屋の内装が変わってる気がする。
まぁ、あたしが来るから変えているのかもしれないけれど。
そんな事を思いながら歩いていると、あっという間に目的のマンションに到着。
オートロックの部屋番号を押すと、応答したのは久々に聞いた心菜ちゃんの声・・・じゃない。
「もしかして、紗織(サオリ)さん?」
あたしの頭に浮かんだ考えを口に出すと『・・・ん、正解!心菜、開けちゃっていいんだよね?』って声が聞こえた。
どうやら見事に当たったらしい。
自動ドアが開くと同時に、マイクか何かが切れる音。
あたしはエレベーターに乗って4階まで行くと、心菜ちゃん家のインターホンを押した。