「うわぁ、美味し~い!」
アイスを一口食べた途端、歓喜の表情でそう言った柚子。
注文して出されたコラボパフェはぎっしり詰められたフルーツとコーンフレークの上にマスコットキャラをモチーフにしたアイスが乗せられていて、その周りをフルーツが飾ってあるというかなり可愛いデザイン。
――結局、店に入れたのは予想通り五時を回った頃だった。
おやつには少し遅い時間だけれど、たまにはいいかもね。
それにあたしの場合は夕飯の時間なんて定まってないから、別にいつ間食しようと構わない。
どうせ今日もレンジで温めたコンビニ弁当かインスタント食品なのだから。
それにしても、このパフェ本当に美味しい。
値段は680円だったけれど、もう少し値上げしても充分売れる気がする。
あっという間に完食し、あたし達は店から出た。
さっきよりは短いけれど、外にはまだ長い列が出来ている。
「ねぇ柚子、もう少しゆっくり食べた方がよかったんじゃない?」
笑いながらそう言った瑠菜に「その言葉、一番最初に食べ終わってた瑠菜が言っても説得力無いんだけれど」とツッコミをいれる未筝。
先に歩き出した皆の後ろで、あたしはこっそりと先程レジで貰った袋の封を開けた。
後で皆と一緒に確認しても良かったんだけれど、今日はなんとなく一人で見たい気分で。
「・・・えっ」
袋の中から出てきたのは、なんと魔王様のタキシードver!
これ、確かさっき見たサンプルの中には無かったよね・・・?
同封されていたラインナップを見てもそれっぽいシルエットがあるだけで、あたしが持っているのと同じやつはどこにも載ってない。
なら考えられることはひとつ。
アイスを一口食べた途端、歓喜の表情でそう言った柚子。
注文して出されたコラボパフェはぎっしり詰められたフルーツとコーンフレークの上にマスコットキャラをモチーフにしたアイスが乗せられていて、その周りをフルーツが飾ってあるというかなり可愛いデザイン。
――結局、店に入れたのは予想通り五時を回った頃だった。
おやつには少し遅い時間だけれど、たまにはいいかもね。
それにあたしの場合は夕飯の時間なんて定まってないから、別にいつ間食しようと構わない。
どうせ今日もレンジで温めたコンビニ弁当かインスタント食品なのだから。
それにしても、このパフェ本当に美味しい。
値段は680円だったけれど、もう少し値上げしても充分売れる気がする。
あっという間に完食し、あたし達は店から出た。
さっきよりは短いけれど、外にはまだ長い列が出来ている。
「ねぇ柚子、もう少しゆっくり食べた方がよかったんじゃない?」
笑いながらそう言った瑠菜に「その言葉、一番最初に食べ終わってた瑠菜が言っても説得力無いんだけれど」とツッコミをいれる未筝。
先に歩き出した皆の後ろで、あたしはこっそりと先程レジで貰った袋の封を開けた。
後で皆と一緒に確認しても良かったんだけれど、今日はなんとなく一人で見たい気分で。
「・・・えっ」
袋の中から出てきたのは、なんと魔王様のタキシードver!
これ、確かさっき見たサンプルの中には無かったよね・・・?
同封されていたラインナップを見てもそれっぽいシルエットがあるだけで、あたしが持っているのと同じやつはどこにも載ってない。
なら考えられることはひとつ。