私は、桜雪 優花[サクラユキ ユウカ]
中学三年女子。


私が通っているのは女子しかいない学校だ。


見ての通り、女子達に世間で言う、「イジメ」という事をされている。


まあ、慣れてるけど。
私は昔から妙に女子達にやられる。


まあ、きっかけは女子達は私が気にくわないらしい。


クラスにいてもみんなシカト。
関わりたくないからだ。
まあ、亜里奈がそういう雰囲気を出しているから。


しかし、その5人以外でも私に足を引っかけてこけさせたり、何かを隠したりする。


あの5人がやったかのように‥
1番の卑怯者だ。



私は一人帰り道を歩いた。
そして、私は一本の桜の木に足を止めた。


「お父さん‥」


静かに桜の木に話しかける。
ここは唯一父との思い出の場所。


父は私が幼い頃他界してしまった。
原因は教えてくれない。
お墓も教えくれない。


母は教えてくれないのだ。
私だから――‥教えないのだ。

私はどこにいてもイラナイ存在だから‥‥――