「ってな訳で、愛花が迷惑じゃなかったら協力してくれませんか?」


「もうみんなに言っちゃったじゃん」


「そーなんだけど、一応ちゃんとしとこうかと。」


ほんと変なやつ。

でも断る理由も見当たらなかった。


「うん、いいよ。」


「契約成立だな!」


「よろしくね」





この日、改めて

あたしたちの恋人契約が成立した。