「んで、愛花と話してみたら
こいつ、俺と同じだ!!ってなったわけ」


「あたしのこと知ってたんだ?」


「愛花のこと知らねぇやついねぇぞ、たぶん」


「え!なんでよ!」


「勉強も学年1位、運動部から引っ張りだこ、おまけに超美人」


「……」


「完璧超人の宮代愛花さま!ってみんな言ってるぞ」


「そんなんじゃないけどね」


「どんな天才で嫌味なやつかと思ったら、案外いいやつだしな。」


「嫌味なやつだと思ってたの?」


「俺の友達が何人もフラれてるからなー」


「その節はどーも」