「うっわ、さむっっ!!」
バカみたいな寒さに首をすくめた。
「いや、半袖だからじゃん…」
隣で愛花が呆れた顔をした。
11月も後半にさしかかり
そろそろマフラーの出番のようだ。
「なーんか、秋すっ飛ばして冬が来ちゃった感じだねー」
「俺は冬好きだぜ!」
「拓矢は冬産まれだもんね~」
「おーう!イベント盛りだくさんよ!」
「ホワイトクリスマスとかいいよね~」
「雪いいなー!誕生日に降らねぇかな?」
「今年は降りそうだね」
「愛花、俺の誕生日に雪降らせろよ」
「えー、んじゃそれ誕生日プレゼントね」
「やだ!」
「やだ!じゃないわよ。可愛くないから」
「ケチ…んでも、ほんとに出来そうだよな~愛花なら」
…出来ない訳じゃない。
むしろ、簡単に出来るわよそれくらい。
でもね…
「あたしを何だと思ってんのよっ」
愛花は笑って誤魔化す。
ごめんね、拓矢。
「だってお前、出来ないこと無さそうじゃん?」
あたしは……
「完璧超人の宮代愛花さまだもんなー」
あたしは、人間じゃない。
バカみたいな寒さに首をすくめた。
「いや、半袖だからじゃん…」
隣で愛花が呆れた顔をした。
11月も後半にさしかかり
そろそろマフラーの出番のようだ。
「なーんか、秋すっ飛ばして冬が来ちゃった感じだねー」
「俺は冬好きだぜ!」
「拓矢は冬産まれだもんね~」
「おーう!イベント盛りだくさんよ!」
「ホワイトクリスマスとかいいよね~」
「雪いいなー!誕生日に降らねぇかな?」
「今年は降りそうだね」
「愛花、俺の誕生日に雪降らせろよ」
「えー、んじゃそれ誕生日プレゼントね」
「やだ!」
「やだ!じゃないわよ。可愛くないから」
「ケチ…んでも、ほんとに出来そうだよな~愛花なら」
…出来ない訳じゃない。
むしろ、簡単に出来るわよそれくらい。
でもね…
「あたしを何だと思ってんのよっ」
愛花は笑って誤魔化す。
ごめんね、拓矢。
「だってお前、出来ないこと無さそうじゃん?」
あたしは……
「完璧超人の宮代愛花さまだもんなー」
あたしは、人間じゃない。