固まっていた私の元へきて、遠くまで転がっていたジュースを拾ってくれた先輩




うわああ、めっちゃ睨まれてるよ





「ちょこちゃん気づいてたなら声かけてくれたらいいのに」



…できるわけあるかこのやろう





「んー、まあそれでも俺が見つけるけどね!」




さっきまでサッカーをしていたせいか、顔を少し赤くして、髪も乱れてる先輩



制服も、カッターシャツを腕まくりしていて、ネクタイも緩くしている





そんな、いつもとは違った先輩に、私の好きなこの笑顔でこんなこと言われたら顔が赤くもなる