「…わたし…どこでもいいよ!3人の好きなとこで!」


「あ、そ?わかった!」



いやね?任せっきりでなーんにも考えてなかったのはほんとにわたしが悪いよ。わたしが悪い。そうなんだけどさ!


ドリンクバーがあんま好きじゃないってそんなのあるわけ?トイレが臭いってまあドリンクバーよりは嫌がる理由もわかるけど、トイレのときだけ我慢すれば良くないか?だめか!?ダメなのか!?
…でも意見は人それぞれだもんね…←茉乃、心の声。。。




「あれ?茉乃?」


「ん?…あ!千葉!」



クラスを覗きにきた千葉がなにやら不思議そうにわたしを見る。



「……なに?」


「お前成瀬んとこ行くんじゃねぇの?さっき紗枝がそう言ってたけど」



ん?あー!そうだった!!時間のこと忘れてた!悠長にお弁当なんて食べてる場合じゃないよぉ〜〜!!!


わたしは少し残ってたふりかけご飯をがぁーっと食べて勢いよく立ち上がった。



「ごめんわたし行くね!」



そう麻衣奈たち3人に声をかけた後、



「千葉!ありがと!わたし、行ってくる!!」



そう千葉に声をかけて4階へ走り出した。