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翌日。



「紗枝紗枝これ見てこれ!!!」



はい。今は昼休みです。


みんなとお昼を食べる前にわたしは紗枝のところへ!



「んー?」


「これこれ!」


「……ナニコレ?」



わたしが1枚の紙を見せると首を傾げてそう言う紗枝。



「なにこれって!わたしと真悠くんはやっぱり運命だったってこと!!」


「これさ、ちょっと古くない?わたしたちが小学生のときに流行ったやつだよね?いまだにやる人いる?」


「うん!」



わたしが自信満々で頷くと少し呆れた表情の紗枝。



「で?これ、もしかして成瀬くんに…」


「うん!見せるよ!当たり前じゃん!!」


「……やめといた方がいいんじゃない?なんて言うか…」


「え?なんで?やだよぉー!昨日の夜がんばったんだからー!」



紗枝は一瞬言葉を失って、そのあと優しく微笑んだ。



「まぁ…茉乃がいいなら…ま!がんばれ!」



なにをそんなに頑張ることがあるのかわからなかったけど



「ありがと!!」



そう言って麻衣奈たちのところに戻った。