次の日、私は学校を休んだ。 お母さんが熱を出してしまい、看病しなければならなかった。 私自身もあまり学校には行く気になれなかった。 お母さんはベッドで寝ていた。 私はその横に椅子を置き、お母さんの様子をみる。 お母さんに、昨日の本当のことを言おうか迷った。 もし本当のことを話せばお母さんは心を痛めて元気を無くしてしまうかもしれない。 だから、言うのはやめようと思った。