「昨日見つけたんだ。その時俺、ここに1番大切な人と来たいなって思ったんだ。」



「そうなんだ、私と来ちゃってよかったの?優人には私より大切な人がいるでしょ…?」



そう言って、胸が痛んだ。



私よりも、大切な人…。







「何言ってんだよ。俺の大切な人は、りなだよ。」







「…?」



頭が真っ白になる。



言葉の意味が理解出来なくなった。



俺の大切な人は、りな?



りなって…私のこと…?




「りなのことが、好きなんだ。付き合ってくれますか…?」



これは、夢なのか。