「きゃあ!!!何するのよ!降ろしなさいっ!お姉様の命令よ!!!」 「お姉様って。どこが…。」 やっぱり!!やっぱり私を連れ戻す気だわ!! ジタバタと暴れていると突然お尻に衝撃があった。 「いったぁーーい!!!」 目を開けると、そこは家ではなく、馬車の座席の上だった。 「へ?」