女子達は「なに。うざ。」
などと文句は言っていたがそのまま教室から出ていった。
私は「大丈夫?」
と声をかけ顔色をうかがった。
大輝「あ、ありがとう。」
奏「大輝君もさ〜、もうちょっと言い返しなよ!言われっぱなしは嫌でしょ?」
大輝「む、無理だよ...俺、そんなの言えないよ...」
大輝はやっぱりおどおどいっている。
その時、大輝は少しこちらを見た。
大輝「......ねぇ」
大輝が何かを言いかけた時、
キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴った。
奏「あ!席つかないと!先生のお説教タイムが始まる!!
...なにか言いかけた?」
そう聞くと、
大輝「えと、今度、遊ぼうって思って!」
奏「あぁ!いつものメンバーで?」
大輝「うん!」
奏「わかった!じゃあ、時間空いたら連絡するね!」
大輝と私はよく遊ぶ。
男子3人と、私を含めて女子二人で。