そして、今に至るのだ。


郡「なんで繰はまだ走ってるの…。」


「がんばれー!」


「がんばれ繰さん!」


ヘロヘロの私に、皆はたくさんの声援を送ってくれる。


そして私は、膝を笑わせながらやっとの思いでゴールを果たした。


郡「繰!大丈夫??繰が走り始めてから1時間半くらい経つよ…?」


愁「え!繰足遅くね?」


遥「はい、スポーツドリンク。」


薛「はい、ココア。」


郁「いや、だからココアはむつごいって。」


ハルのくれたスポーツドリンクが私を生き返らせてくれる。


遥「それにしてもよく倒れなかったね。1時間半ぶっとおしでしょ?」