どんなに辛くても我慢しなくてはならない時が来る！
それは今、この瞬間だ！
私はクラスの女子にいじめられている。
理由は顔が可愛いからだって。
それだけの理由とか最悪。いっその事死にたい。
もう無理。顔面めちゃくちゃ痛い。
歩けない。フラフラする。倒れるかも。
その衝撃を予想して目を瞑ったら衝撃が無かった。
えっ、って思った。そしたら奨也が「あぶねえ」って助けてくれていた。「ありがとう」「、ってお前その顔どしたん？」「大丈夫？」奨也はこれまで以上に心配してくれた。だから私は笑って「大丈夫だよ」って言った。
ほんまは大丈夫や無かった。辛かった。死にたかった。
でも言えへんかった。怖いから。怖かったから。
誰にも心配かけず高校生活を送りたかった。
中学の時は色んな人に心配毎日のようにかけたから。
高校では新しい生活がしたかった。
誰にも助けられないようにしたかった。
お願い誰も助けんで、一人で死ぬから。お願い。
リスカの回数が高校生になって軽く10回は超えた。
それだけ苦しいんだ。助けて欲しい。でも助けられたくない。