学校に着くと席に着く

教科書を開き予習をしていると

一人の男子生徒が話しかけて来た

「あ!お前久しぶりだよな?覚えてる俺の事?」

彼は自分の方を指さし俺に訪ねて来る

しかし俺は当然覚えてるいるはずがない

でも知り合いが今いない中そんな事を言ってしまったら

きっと皆にもこの事が分かられてしまい

友達を作るチャンスをきっと逃してしまうだろう

「えっと……おっ覚えてますよ!」

「だよな!康介の事忘れるはずがないよな!」

(良かったこいつ名前言ってくれました…)

「はっはい!康介さんの事忘れるはずがないです!!」

「そうだコンデンスだよな?今日映画行かね?気になってんのあるんだよ!」

「そっそうなのですか?良いですけど…あと俺伊豆魔です……」

「あ!わりぃ伊豆魔!じゃあ決まりだな!それじゃあ近くの映画館前に放課後来いよ!」

そう言い走って彼の友達グループ的な所に戻る

(何なんだ?……この人達と行けば良いのに……)

良く分からず首を傾げ予習を再開する