俺の身体はビクつく

もしかして追手が来たのかも知れない

サタンが来たかも知れない

人間が来たのかも知れない

嫌な事しか頭に浮かばない

けどそれも経ったの数秒だった

「伊豆魔様！ご無事ですか？」

その声は俺の親友でもあり黒猫族の騎士団副団長の声だった

「心配してたのですよ！中に入ってもよろしいですか？」

それに続きメイドの声も聞こえる

俺はそっとドアを開けて中に入れ直ぐにドアを閉める

彼らに事情を話し最後にもうフォルックスには帰らないとだけ告げた

そして俺は学校へと向かう


俺が地球で通っている学校は人間も通っている学校ではない

モンスターが人間にバレぬように作った

特別な学校だ

前から通っていたが月一くらいしか通っていない

でもここなら安全俺はそう思っていた

また別の問題があろうとも思わずに