頭上から聞こえてくる低すぎない声と、
冷たい視線に頭を上げる。
そして息をのんだ。。。
わぁ、なんて綺麗な顔なの!
はっきりとした輪郭に、ふんわりとしたショコラブラウンヘアー。
すらっと細身だけど、程よくついた筋肉。
こんな完璧な人存在するの!?
って見とれてる場合じゃなかった。
「あ、あの私、今日からお隣に越してきた
白百合 沙羅といいます。
これ良かったら食べてください!!」
緊張していたせいで早口になってしまった。
変な人って思われなかったかなぁ、、、
「あぁ、お隣さんね」
「はいっ!」
「どうりでうるさかったわけだ、
もう少し静かに出来なかったわけ、、」
「え、、、」