「もー、まなみー?せっかくのチャンスだったんだよ??」


「人見知りって嫌になるよ、あはは。」


「まあまあ!あ、気晴らしにわたしの家来なよ。またたいちゃんママにケーキもらったんだけどね、また量多くてさ〜?うちでも食べきれないから一緒に食べない??」


甘いものは好きだし、気晴らしに行こっかな。


「分かった、行くよ!」


「まなみ、ありがとう!!」


わたしのOKの返事を聞くと、由衣はケータイを取り出して誰かに何かメッセージを送っているようだった。

「由衣、どうしたの?」


「ちょっと…ママに家に友達呼ぶねっていう報告!!」


なんか嫌な予感するんだよね…